大事故の影にヒヤリハット 1:29:300 ハインリッヒの法則
2009年8月 4日
水浴びは大好きなんだけど、タライから入ったり出たりするのが一苦労なのよね。 さっきもコケちゃった。 |
Pちゃん、「ハインリッヒの法則」って知ってる? |
知っているわよ。 1匹のゴキブリを台所で見かけたら、家の中に100匹いると思え、というやつね。 |
違うよ。 1件の重大な事故の背景には、29件の軽い事故、300件のヒヤリハットが存在するという法則だよ。 さっきのPちゃんを例にとると、300回コケたら、そのうちの1回は首の骨を折る大事故を起こすかもしれないということだよ。 重大事故の防止のためには、ヒヤリハットの段階で対策をたてることが必要なんだ。 例えば、タライに入るためのスロープを設置するとかね。 |
自己の帽子?ヒヤリハット? |
帽子じゃないよ。 ヒヤリハットとは、「ヒヤリ」としたり「ハッと」したり、事故になりそうだった状態のことをいうんだ。 このヒヤリハットを重要視して、極力減らすことに努めれば、確率的に大事故の発生を防げる、というわけなんだ。 |
そういえば、私の勤め先でも安全講習みたいのを、たまにやっているわ。 指差し呼称とか、危険予知訓練だとか・・・ でも、いまいち身につかないのよね。 |