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日本食品標準成分表2010 従来からの変更点は?

2010年11月22日
文部科学省が「日本食品標準成分表」を5年ぶりに改訂すると公表したそうだよ。
たんぱく質や脂質の量の算出方法や、微量栄養素の追加などが主な変更点だ。
算出方法で、何が変わるの?
今までたんぱく質量は、ケルダール法により定量された窒素量に換算係数を乗して算出していたんだけど、 今回は、アミノ酸組成から求める方法を採用したので、正確さが向上したらしい。
これにより、多くの食品でたんぱく質量が1〜2割減少したそうだ。
同様に、脂質も有機溶媒で抽出し重量法により測定していた方法から、脂肪酸組成からトリアシルグリセロール当量を算出する方法に変更している。
微量栄養素は何が追加されたの?
ヨウ素、セレン、モリブデン、クロム、ピオチンの5種類だよ。
ビオチンは水溶性ビタミンの一種でビタミンB7とも呼ばれている。
出版社から市販される新しい「食品標準成分表」が楽しみね。


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