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EUで合成着色料の警告表示、義務付け

2010年10月 5日
ウサギの顔 欧州連合(EU)は、タール色素の一部を使用する食品に、子供の健康に悪影響の可能性があるとの警告表示を義務付けたそうだよ。
日本でも、黄色4号や赤色102号がいまだに使用されているので、ちょっと波紋を起こすかもしれない。
アヒルの顔 タール色素といえば、昔はコールタール、今はナフサ(粗製ガソリン)から作られているのよね。
合着は天然着色料よりも、少量で濃い色が付けれるし、何よりも価格が安いから、メーカーとしては使い勝手がいいのよね。
ビーカーに入れた各種合成着色料のイラスト画像

2010年7月20日から、EU(欧州連合)は特定の合成着色料6種類(日本の黄色4号や赤色102号など)を含む食品に対し、 「子供の行動と注意力に悪影響を与える可能性があります」という警告表示を義務付けました。
これは、英国サウサンプトン大学の研究で、これらの着色料と子供の多動性との関連が指摘されたことを受けた措置です。

出典 :
EUR-Lex (EU法データベース)
https://eur-lex.europa.eu/eli/reg/2008/1333/oj/eng
化学物質問題市民研究会
https://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/tsuushin/tsuushin_10/pico_144.html
英国食品標準庁(FSA)の発表
https://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/eu/UK/FSA_100722_colours.html

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