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ハートレー彗星を見よう!!

2010年10月20日
ウサギの顔 ハートレー彗星(103P)が地球に大接近するよ。
20日深夜から翌未明にかけて、ぎょしゃ座のカペラ付近で観測できるそうだ。
アヒルの顔 しまってある双眼鏡を探さなきゃ。
カビが生えていなければいいけど。
ハートレー彗星の画像

ハートレー彗星(103P/Hartley)は、1986年にマルコム・ハートレー氏によって発見された短周期彗星です。
一般的には「ハートレイ彗星」「ハートレイ第2彗星」などとも呼ばれます。

主な特徴

太陽系を約6.5年周期で公転しており、定期的に地球に比較的近づくため、双眼鏡や小型望遠鏡でも観測できることがあります。
彗星の核(中心部)は直径約1.6kmほどの小さな天体です。
太陽から遠いときは、木星の軌道の外側まで到達し、近いときは地球の軌道のすぐ近くまで来ます。
2010年11月にNASAの探査機「ディープ・インパクト(EPOXIミッション)」がフライバイ観測を行い、彗星の詳細な形状や活動が調査されました。
ハートレー彗星の水素の同位体比が地球の海水と非常に近く、地球の水の起源を考える上でも注目されています。

豆知識

発見者のハートレーさんは、第一彗星(100P/Hartley)も発見しており、103Pは2つ目として「ハートレー第二彗星」と呼ばれています。

参考 :
Cometography: Comet 103P/Hartley 2
https://cometography.com/pcomets/103p.html
EPOXI Mission Overview
https://www.aanda.org/articles/aa/full_html/2010/08/aa14790-10/aa14790-10.html

(2010年12月10日 追記)

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