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ブラック曜日

2024年11月29日
ウサギの顔 今日は「ブラックフライデー」だね。
「ブラックフライデー」とは、アメリカの感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日に行われる大規模な安売りイベントのことだよ。
アヒルの顔 日本でも、便乗してあちらこちらでセールをしているわね。
いまいち安くなっているのか実感が湧かなかったけど、スーパーで対象品のキャベツと小松菜買って来たわ。
ウサギの顔 ところで、「ブラック」に曜日がついた出来事は沢山あって、経済や社会に大きな影響を与えた出来事を指す場合が多いんだよ。
ブラックフライデーのイメージ画像

ブラックサンデー(Black Sunday)
1935年4月14日、アメリカの「ダストボウル」期間に発生した深刻な砂嵐。
中西部を襲った大規模な砂嵐が農地を壊滅させ、多くの人々が避難を余儀なくされた。
この災害は環境危機の象徴となり、農業や移住政策に影響を与えた。

ブラックマンデー(Black Monday)
1987年10月19日、世界的な株式市場の大暴落。
ダウ平均株価が1日で22.6%も下落し、世界の株式市場がパニック状態に陥った。
この出来事は市場のリスク管理の必要性を強く認識させるきっかけとなった。

ブラックチューズデー(Black Tuesday)
1929年10月29日、世界恐慌の引き金となった株式市場の暴落。
ニューヨーク証券取引所で株価が大幅に下落し、世界経済に壊滅的な影響を与えた。
これにより、アメリカ経済は長期間にわたる不況に突入した。

ブラックウェンズデー(Black Wednesday)
992年9月16日、イギリスのポンド危機。
英国政府がポンドを欧州為替相場メカニズム(ERM)から外さざるを得なくなり、大規模な投機的取引が行われた。
この出来事でジョージ・ソロスが巨額の利益を得たことは有名。

ブラックサーズデー(Black Thursday)
1929年10月24日、世界恐慌の最初の兆候。
株式市場の急落が始まり、投資家がパニックに陥り、後の「ブラックチューズデー」へとつながる出来事となった。
ちなみに、このウォール街大暴落は、あいだに「ブラックフライデー」「ブラックマンデー」を挟んで、4つの大暴落の総称となっている。

ブラックフライデー(Black Friday)
ショッピングのセールではない例として、1869年9月24日に発生したアメリカの金融危機。
ゴールド市場の操作を試みた結果、ゴールド価格が急落し、金融市場が混乱した。
ただし、現代では「ブラックフライデー」は主に感謝祭後の大規模なセールを指す。

ブラックサタデー(Black Saturday)
2009年2月7日、オーストラリアで発生した大火災。
オーストラリアのビクトリア州と南オーストラリア州で発生した森林火災により、多くの人命が失われ、広範囲の地域が焼失した。

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