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30年前のドル紙幣は両替できる?実録「両替機」vs「郵送買取」体験レポート

2026年1月28日
USドル貨幣の画像

30年前に海外旅行へ行った時の残りのお金が、押し入れの中から出てきました。
出てきた紙幣は全部で62ドル。
今の円安(2026年1月時点)を考えると、放置しておくのはもったいないので、日本円に両替してみることにしました。

【1】まずは手軽な「自動外貨両替機」を試す

USドル貨幣の画像

熱海に用事があったので、駅ビル「ラスカ熱海」内に設置されている自動外貨両替機「SMART EXCHANGE」を試してみました。
トイレ横の少し狭いスペースにありますが、操作はセルフレジのような感覚でとても簡単です。

1ドル札: 落書き(余白に赤いボールペンで記号のようなもの)があるものでも、すんなり受け付けてくれました。
10ドル・20ドル札: 折り目もなく綺麗なお札なのに、何度試しても戻ってきてしまいます。

あとで公式サイトで調べたところ、2000年以前に発行された古い10ドル・20ドル紙幣は非対応とのことでした。
結局、ここでは1ドル札12枚のみを両替しました。

※ちなみに、硬貨(コイン)の両替は非対応です。
両替機によっては割引クーポンも利用できるみたいですが、この熱海の両替機は未対応でした。

USドル貨幣の画像

【結果】

当日の市場レート:1 USD = 157.85円
両替機のレート:1 USD = 141.95円(手数料は約10%)
12 USD → 1,703円になりました!

【2】古い札は銀行でもNGなので「郵送買取」を選択

両替機ではねられた古い紙幣を持って銀行の窓口へ行きましたが、「現在は窓口での両替は行っておらず、郵送買取サービスを利用してください」と案内されました。

郵送買取サービスとは、外貨紙幣を郵送して買取代金を銀行口座に振り込んでくれるサービスです。
私の銀行のホームページで確認したところ、トラベレックスジャパンという会社が取り扱っているとのことでしたので、さっそく、そちらのHPにアクセスしてみました。

※ちなみに、こちらも硬貨(コイン)の両替はすることはできません。

【利用の手順】

申込書を準備: HPからPDFをダウンロードして印刷します(私は自宅のプリンターで印刷しました。USBメモリに入れてコンビニでプリントすることもできます)。

書類を記入: 必要事項を記入し、買取不可の場合の対応を選びます(私は「廃棄」を選択しました)。

郵便局から発送: 紙幣と申込書を封筒に入れ、「一般書留」で送ります。現金書留と違い、専用封筒ではなく市販の封筒でOKです。
料金は590円(基本料金110円+書留480円)でした。

郵送の4日後に「受領完了」のメールが届き、その7日後には指定口座に無事振り込まれました。

USドル貨幣の画像

【結果】

受領時の市場レート:1 USD = 158.11円
買取レート:1 USD = 153.15円(手数料は約3%)
取扱手数料:550円が引かれます
50 USD → 7,108円(ここからさらに送料590円を引くと、実質の手取りは6,518円です)

最終的に62ドルが合計8,221円になりました。
もし市場レートそのままなら約9,800円だったので、約1,500円が諸々の手数料として消えた計算です。

【3】【検証】「両替機」vs「郵送買取」、どっちがお得?

今回のデータから、損益分岐点を計算してみました。
市場レートが同じ158円だった場合、手元に残る金額(実質手取り)の比較です。
以下の条件で計算しました。
各社の買取レートも正確にはわからないので、あくまでも参考値としてご覧ください。

シミュレーション条件
* 基準市場レート:1 USD = 158.00 JPY
* 両替機(SMART EXCHANGE): レート手数料 10%(適用レート:142.20 JPY)
* 郵送買取(トラベレックス): レート手数料 3%(適用レート:153.26 JPY)
* 郵送時の固定コスト: 1,140円(取扱手数料 550円 + 一般書留送料 590円)

【計算結果のまとめ】

今回の条件(手数料10% vs 3%+固定費1,140円)では、損益分岐点は 103ドル となりました。

* 103ドル以下なら、手軽な両替機がおすすめ。
* 104ドル以上なら、手間をかけても郵送買取の方が手元にお金が残る。
* ただし古い札がある場合は、迷わず郵送を選ぶべきでしょう。

【おまけ】余ったコインはどうする?

41セントほどの硬貨も残っていましたが、これは「Pocket Change(ポケットチェンジ)」という機械で電子マネー等に交換できるそうです。
ただ、最寄りの設置場所が町田で、交通費の方が高くついてしまうため今回は断念しました。
孫にあげるか、手品の小道具として利用しようかな。

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