宝くじの期待感は、ドーパミンが関与!?
2010年12月 8日

D1というドーパミンの受容体の量が少ない人ほど、低確率なのに過度に期待したり、高確率なのにハラハラしたりする傾向が強かったらしい。

放射線医学総合研究所(放医研)の研究では、
脳内のドーパミンD1受容体の量が少ない人ほど、客観的な確率を主観的に歪めて捉える傾向が強いことを、世界で初めて脳科学的に明らかにしました。
具体的には、低い確率を過大評価し(宝くじが当たるかもしれない、といった期待)、高い確率を過小評価する(ほぼ確実に成功するのに不安に感じる)傾向が見られました。
出典 :
低い当選確率を高めに見積もるワクワク感に脳内ドーパミンが関与
https://www.qst.go.jp/site/qms/1698.html
Dopamine D1 Receptors and Nonlinear Probability Weighting in Risky Choice
https://www.jneurosci.org/content/30/49/16567