日本人の食事摂取基準
2008年10月19日
            
寒天、ココア、ゴーヤ、大葉、黒豆、マンゴー、バナナ・・・話題になっている健康食材を買ってみたわ。全部食べたらお腹がいっぱいになっちゃった。
Pちゃん、テレビ番組とかの情報を鵜吞みにするのもいいけど、その前に健康を維持するために、基礎的なことを知っておいたほうがいいと思うよ。
お勉強なら遠慮しとくわ。
まあまあ、いいから聞いてよ。例えば、1日に必要な栄養の摂取量というのを知っている?
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」というのがあるんだけど、これに詳しく記載されているんだ。
ちょっと説明してみるね。
手短にね。難しい話はイヤヨ。
ほとんど表ね。
最初に、3番目にある「エネルギーの食事摂取基準:推定エネルギー必要量(kcal/日)」という表を見てね。Pちゃんの場合、身体活動レベル=低い、人間年齢18〜29(歳)とすると、1日1,750kcalが推奨ということになるよ。
つまり、毎日これだけとっていれば、栄養失調にもならず、肥満にもならず、健康でいられるってことね。でも、この数値だけ知っていても、意味があるのかしら?
売られている食品には大抵エネルギー表示が記載されているよ。外食関係はホームページなどにも情報がある。
それらの情報をもとにエネルギーの過不足を計算して把握し、自分の食事を管理するといいよ。
ちょっと面倒くさいわね。いちいち考えていたら食べた気がしないわ。
確かにそうだけど、大雑把でいいんだ。表示を確認する習慣をつけていれば、意外な食品がエネルギーが多かったりするのに気が付いたりするよ。
エネルギーの他にも項目があるわね。
たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、無機質などがある。とりあえず、たんぱく質、総脂質、炭水化物、ナトリウム(または食塩相当量)あたりは上・下限値をチェックしておいたほうがいいかな。
こういうものがあるってことを理解する程度でいいよ。
世間で評判だからといって、それらの成分も確認しないで、やたらパクついてはいけないってことね。これからは気をつけるわ。
厚生労働省ホームページ「日本人の食事摂取基準」(2005年度版)
        
先ず、