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生命の起源は宇宙!? ネクロ・パンスペルミア説

2010年11月15日
ウサギの顔 「地球上の生命は宇宙からのウイルスの死骸から生じたのでは?」とされる説が、話題をよんでいるよ。
そもそも大きな遺伝情報が無ければ地球上に生命は誕生できなかったらしい。
ネクロ・パンスペルミア説といわれているそうだ。
アヒルの顔 それじゃ私の遺伝子は白鳥座あたりから、やって来た可能性もあるわけね。
太古の地球に落下する隕石のイラスト画像

パンスペルミア説(Panspermia)
「生きている」微生物(細菌など)が、隕石などに付着して宇宙空間を旅し、地球に到着して生命の種になった、とする古典的な説です。
生命そのものが宇宙からやってきたという考え方です。

ネクロ・パンスペルミア説(Necropanspermia)
こちらは「ネクロ(Necro = 死)」という言葉が示す通り、 宇宙放射線などで「死んでしまった」ウイルスや微生物の遺伝情報(DNAの断片など)が地球に飛来した、とする説です。
生命そのものではなく、生命の「設計図」や「情報」だけが宇宙から届き、 それが地球上の原始的な有機物と組み合わさることで、生命誕生のプロセスが始まったのではないか、と考えます。
Paul S. Wesson(カナダ・ヘルツバーグ天体物理学研究所 客員研究員)により提唱されました。

出典 :
'Necropanspermia' suggested as a way of seeding life on Earth
https://phys.org/news/2010-11-necropanspermia-seeding-life-earth.html
PANSPERMIA, PAST AND PRESENT:
https://arxiv.org/pdf/1011.0101

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