マルチビタミンて、どうなの?
2008年9月23日


ビタミンが不足すると、さまざまな病気にかかりやすくなる。 例えば、ビタミンC不足は壊血病、ビタミンAが不足すると鳥目になったりする。

余分に取らなければいけないってこと?

特に脂溶性のビタミンは体に蓄積されるから注意が必要だよ。
例えばビタミンAの取り過ぎは、中枢神経や内臓・骨などに悪影響が出るんだ。

手軽にバランス良くビタミンを補給できる方法ってないかしら。

ミネラルなどを配合して、ビタミンとの組み合せで相乗効果を得ようとする商品も市場に出まわっている。
ビタミンの種類
ビタミンの種類は全部で以下の13種類があります。
A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、H(ビオシン)、K、M(葉酸)
ナイアシン(ニコチン酸)、パントテン酸
ビタミンAはプロビタミンのベータカロチンより合成されます。
ビタミンB1、B2、B6、B12の他、葉酸、ナイアシン、パントテン酸もB群に属します。
カルシウム吸収のため必要なビタミンD、抗酸化作用のあるビタミンEなど、体内での代謝目的はさまざまです。
ビタミンと過剰摂取
ビタミンだけでなくサプリメント全般にいえることですが、いちばん気をつけなければならないのは、過剰摂取です。
ビタミンには、脂溶性と水溶性があります。
脂溶性ビタミンはA・D・E・K(アデックと覚える)で、一般的に体内に蓄積されるので、過剰摂取に気を付けなければなりません。
そのほかのビタミンは水溶性で、常に汗や尿などで対外に排出されるので、不足しがちになります。
それでも、過剰摂取は禁物です。(ビタミンCなどは、多くの清涼飲料水や食料品に酸化防止剤として入っています)
ビタミン剤はあくまでも食事の補助。上手に利用して、健康増進に役立てましょう。