あひるガアガアのタイトルロゴ

日本人の食事摂取基準

2008年10月19日
「寒天、ココア、ゴーヤ、大葉、黒豆、マンゴー、バナナ・・・話題になっている健康食材を買ってみたわ。
全部食べたらお腹がいっぱいになっちゃった。」
「Pちゃん、テレビ番組とかの情報をうのみにするのもいいけど、その前に健康を維持するために、基礎的なことを知っておいたほうがいいと思うよ。」
「お勉強なら遠慮しとくわ。」
「まあまあ、いいから聞きなよ。
例えば、1日に必要な栄養の摂取量というのを知っている?
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」というのがあるんだけど、これに詳しく記載されているんだ。
ちょっと説明してみるね。」
「手短にね。難しい話はイヤヨ。」
「先ず、ここからページにアクセスしてと・・・
下のほうにある「6.食事摂取基準 別添のとおりである」の別添をクリックすると一覧表がでるよ。
このページをプリントして保存しておくといいよ。」
「ほとんど表ね。」
「最初に、3番目にある「エネルギーの食事摂取基準:推定エネルギー必要量(kcal/日)」という表を見てよ。
Pちゃんの場合、身体活動レベル=低い、人間年齢18〜29(歳)とすると、1日1,750kcalが推奨ということになる。」
「つまり、毎日これだけとっていれば、栄養失調にもならず、肥満にもならず、健康でいられるってことね。
でも、この数値だけ知っていても、意味があるのかしら?」
「売られている食品には大抵エネルギー表示が記載されている。
外食関係はホームページなどにも情報があるよ。
それらの情報をもとにエネルギーの過不足を計算して把握し、自分の食事を管理するといいよ。」
「面倒くさいわね。
そんなこと考えていたら食べた気がしないわ。」
「おおざっぱでいいんだよ。
表示を確認する習慣をつけていれば、意外な食品がエネルギーが多かったりするのに気が付いたりするよ。」
「・・・エネルギーのほかには何があるの?」
「たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、無機質などがある。
とりあえず、たんぱく質、総脂質、炭水化物、ナトリウム(または食塩相当量)あたりは上下限値をチェックしておいたほうがいいかな。
こういうものがあるってことを理解する程度でいいよ。」
「世間で評判だからといって、それの成分も確認しないで、やたらパクついてはいけないってことね。
これから気をつけるわ。」

「日本人の食事摂取基準」が閲覧できるサイトです。

厚生労働省ホームページ「日本人の食事摂取基準」

「日本人の食事摂取基準」表1

「日本人の食事摂取基準」表2

Twitterツイートボタン