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ロンドン南部の高速道路M25号線で、よちよちと歩いているカメが発見されました。
保護されたものの、迷子のようで、カメにはマイクロチップが埋め込まれていましたが、登録された情報はなく、飼い主が誰かはわかりません。
このカメを発見したのは、英国南部に住むジョン・フォームビーさんです。
彼がM23号線のジャンクション付近を車で走行中、道路に「岩のようなもの」が転がっているのに気づきました。
しかし、近づくとそれが動き出し、実はカメだと判明しました。
5車線もある高速道路の真ん中で、フォームビーさんは勇気を出して車を止め、無事にカメを救助しました。
驚くべきことに、このカメの上を少なくとも2台の車が通り過ぎていたそうです。
フォームビーさんはその後、カメを保護施設に連れて行きました。
そこでカメのマイクロチップを確認すると、ペットであることがわかりましたが、チップには必要な情報が登録されていませんでした。
そのため、飼い主を特定する手がかりは得られませんでした。
さらに、マイクロチップはベルギー製で通常アメリカで使用されるものだったため、アメリカかベルギーからイギリスに来た可能性が指摘されています。
カメの年齢はおそらく10歳ほどで、とてもおとなしく、人に慣れている様子から、長い間かわいがられてきたのではないかと推測されています。
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